YAKIIMO STYLE4

ほぼシムズたまに日常

Little Wing㊱ほんとの気持ち

 

 

ラニで偶然会ったジョニーと会う約束をした。

 

明日で仕事が終わって次の日1日オフだから

離島でぼーっとしようと思ってたって。

 

 

貴重なお休みなのにわたしなんかと一緒でいいのかな

と思わなくもない。

 

 

復帰してからこっち

ずっと仕事しかしてないって言ってたけど

あれ、ほんとなのかな。

 

 

ほんとに仕事しかしてなくて

彼女とか作ってる暇なかったのかな

 

 

もしそんな人がいたら

わたしとこんな風に過ごさないよね?

 

うーん…どうだろ

 

 

アン「それカエル…」

ジョニ「今日色一緒じゃん」

 

 

無邪気にカエルを捕まえようとしてる彼を

上から見て

 

 

子どもかよと思う。

でもこんな姿を見れてうれしいと思う。

 

 

ジョニ「子どもか…そしてカエル平気かよ」

 

 

 

 

人がほとんどやって来ないから

とてもリラックスできるみたい。

いつも人に見られてて注目されるって大変だろうな

 

 

アン「特集記事読んだよ。

   イケメン俳優ジョニーゼストの軌跡みたいな」

ジョニ「ああ、あれ…なんかバカにしてるな?」

アン「してないよ!」

ジョニ「いいけど」

アン「だってイケメン俳優でしょ

   共演女優さんとめちゃくちゃ仲良しみたいな」

ジョニ「あんなのただの番宣だし全然仲良しではない」

 

 

アン「そうなのっ!?」

ジョニ「そーなの。

    あんな風に匂わせた方が興味引くだろ?

    まんまとアンみたい人が見てくれるように」

アン「まっ」

 

 

ジョニ「だからあれも仕事の一環」

アン「えー、でもファンはやきもきしちゃうよ?」

 

 

ジョニ「俺別にアイドルじゃないし」

アン「えぇー…闇だ闇。芸能界の闇を見た」

 

 

 

 

 

 

 

ジョニ「負けず嫌いかよ」

 

 

アン「もう焼ける?もう焼ける?」

ジョニ「ちょいまち」

 

 

 

 

アン「さすがイケメン俳優。筋トレに余念がない」

ジョニ「だまれっ」

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

ジョニ「すごい夕陽…溶けそう」

アン「……あの、言おうと思ってたんだけど」

 

 

アン「あの日、お店に来てくれて

   おばあちゃんの話聞いてくれてありがとう。

   誰にも言えなかったし

   誰も聞かなかったし、

   みんな気を使ってくれてたんだと思う」

 

 

アン「でもほんとは聞いてもらいたかったのかなって…

   だからありがとう。

   それだけ言っておきたかった」

ジョニ「おお…」