YAKIIMO STYLE4

ほぼシムズたまに日常

Little Wing㊲スラニの夜に

 

 

 

日が暮れて、

彼の宿泊してるヴィラに行ってみることになった。

事務所が彼のために1軒借りてくれてたらしい。

常日頃真面目に仕事に取り組んでるから

と言う彼にほんとかなぁなんて返したけど

ほんとに真面目に仕事してるんだろうな

 

昨日でスラニでの撮影がすべて終わり

明日にはもう帰っていく彼となんとなく離れがたく、

だからついてきちゃったけどよかったのかな

 

 

ジョニ「あれ?人がいる」 

 

 

女「ジョニーやっと帰ってきたー!待ってたよー!」

ジョニ「うおっ?」

 

 

 

 

 

女「あらら、あの子ジョニーしか見えてないね」

女「今日1日探してたらしいからね」

ジミー「俺ジョニーさんに絶対怒られる…

   ヴィラの場所教えんなって言われてたのに」

 

 

ジョニ「びっくりした何々?君らなんでいるの」

女「せっかくのオフなのにジョニーいないんだもん。

  ずっと探してたの」

ジョニ「……」

 

 

女「後ろに女の子いるの完全に見えてないもんね

  いや、見ようとしてないのか?

  怖いわ」

女「さすがに怒りそう…ジョニーが」

 

 

目の前で起こってる光景がドラマかなんかかと思った。

普段テレビで見たことある人がいる。

彼にくっついてる女の子も見たことあるけど

 

 

それを眺めてる後ろの彼女、

インタビューの共演女優さんだった。

彼女の内側から輝くような美しさに呆然とした。

 

 

こんな人たちと一緒に仕事してるのかぁ

 

 

 

 

アン「あの…帰しちゃってよかったの?

  わたし帰るし、あの人たちと…」

ジョニ「……」

 

 

アン「なんか怒ってる?」

 

 

ジョニ「いや、怒ってない。

   あの人たち勝手に来ただけだし、

   アンが気にすることない。

   なんかごめんな?」

 

 

アン「うん、でもやっぱりわたしも帰るね。

  ゆっくりして? 

  今日は楽しかった、ありがとう」 

ジョニ「ちょっ、待って」

 

 

アン「あのさ、

  帰ったら次いつ会えるかわからないし…

  聞いて?」

  

 

ジョニ「アンが話聞いてくれてうれしかったって

   言ってくれただろ?

   あれ、うれしかったんだ俺も。

   アンのことずっと気になってた。

   仕事中偶然見かけてサンマにいるなら

   会いに行こうって思った。

   泣いてるアン見て

   泣いて欲しくないって思った。

   今日のオフも一緒にいたかったから誘った」

アン「う、うん」

   

 

 

ジョニ「俺ら付き合おっか?」

アン「え…?」   

ジョニ「俺と付き合ってください」

アン「……」

ジョニ「……」

アン「そ、それは無理、(推しと付き合うなんて)心臓もたない」

ジョニ「は?」

 

 

ジョニ「俺本気で言ってるんだけど」

アン「だって…わたし…そうだ、すごいやきもち焼きで」

ジョニ「ふーん?そうなんだ」

アン「だから…何ていうか…」

 

 

アン「あんな綺麗な人たちがま…!」

 

 

 

 



ジョニ「何だって?」

アン「う…」

 

 

 

 

 

 

 

 

アン(ぎゃーーーー)